故 中神銑三郎様

弊社創立者 代表取締役社長 中神銑三郎様におかれましては、去る平成22年12月9日午前7時48分にご逝去されました。

平成22年12月11日、12日に社葬が営まれ、大勢の方々がご参列される中、享年79歳を一期に安らかに永眠されました。

社長は、昭和7年に現在の韓国ソウル市内でお生まれになり、引き上げ後は日本大学工学部を経て昭和33年から昭和44年までの11年間北見市に奉職され、その間、技術職として桜町の見晴橋や中ノ島の第1・第2観月橋などの橋梁の他、数々の構造物の設計・施工に携わられました。

昭和44年3月3日に株式会社 中神土木設計事務所を設立し、以後41年間にわたり当社を牽引してこられました。

その間、北見市内はもとより、網走管内を始め道内各地において橋梁や各種の農業施設など数多くの業績を残して参りました。その中でも、取り分け北見市に対する思い入れは強く、北見市開基100年を記念して建立した山下通ロータリーのモニュメント「ビックグラス」は社長の代表的デザインといえるものです。

ビッググラス

その他、夕陽丘通の噴水とせせらぎ通りやJR山下通のループ橋、東小学校下の立体交差など、中神社長の独創的なアイデアを具現した構造物をあげれば枚挙に暇がありません。

平成16年には堅実な経営手腕を評価され北見市商工会議所会頭に推挙されるなど、幅広い分野でご活躍をされて参りました。

「創意と挑戦」、「攻めこそ守り」など時流に合わせたスローガンを掲げ社員の士気を鼓舞し続けるとともに、自らも「生涯現役」を貫き、社員に規範を示してこられました。

社員と技術論を交わしている時の真剣な眼差しと、時折見せる柔和で優しい笑みは人を引きつけずにはいられない魅力があり、困難な場面に直面した時には幾度となく勇気づけられました。

奇跡を信じてご快癒の時を待ち続けて参りましたが、ご家族、社員一同の願いもかなわずご逝去されました。社長の残された偉大な足跡に改めて敬意を示すとともに、これまでのご指導に対し社員一同心より感謝申し上げます。

平成22年12月15日